『情報科学入門 Rubyを使って学ぶ』の練習問題の解答例の他、授業スライドの練習問題の解答例や、プログラミングのポイント等を掲載します。他クラスの方の利用歓迎。改良・訂正箇所ありましたらご指摘ください。

2010/11/08

[基]数式の計算(第一章)

数式を入力すると、Rubyはすぐに結果を返してくれます。

7+2
と入力してReturnキーを押してみましょう。
"9"と表示されるはずです。

通常の数学で使う記号と殆どかわりません。
しかし、中には注意が必要なものもあります。

+  足し算
-  引き算

*  掛け算
/  割り算の商(ただし、除数・被除数がともに整数の場合は、あまりが切り捨てられる)
%  割り算の余り
** べき乗 (2**4だったら、2の4乗)

計算の優先順位は、普通の計算とかわりません。
 べき乗>乗除算>加減算
となります。
優先順位が下位のものを先に計算させるには括弧をつけるのも、普通の計算と一緒です。


もっと数学的な計算を行うには、下準備が必要です。
といっても、include(Math)と入力してReturnキーを押すだけです。
すると、以下のような計算が可能になります。

sin(x)   サインx
cos(x)   コサインx
tan(x)   タンジェントx
※ただし、xは0~2πまでのラジアン入力。
例えばサイン30度を出すには、sin(3.141592/6)と入力する。

sqet(x)  ルートx
exp(x)   eのx乗
log(x)   eを低とするxの対数。ていうかログx
log10(x)  10を底とするxの対数

これを使って、いろんな関数を作れるね!ってのが第1章の内容なんですが、
ま、あとは習うより慣れろ。練習問題をやっていきましょう。

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